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サムターン回し
まず、「サムターン」とは、ドアを閉めて内側でロックするときに、ドアノブの近くにある内側の錠をいいます。英語で親指「THUMB(サム)」で回す「TURN(ターン)」錠ということです。 ドアの隙間やドアスコープ、ポストなどから針金のような工具をドアの内側に侵入させて、 サムターン(かんぬきを動作させる内側のつまみ部分)を直接回す手口です。 ドアに小さな穴を開けてサムターンを狙う手口も平成14年7月ごろから急増しています。
『サムターン回し対策について』
サムターンをガードするための専用カバーや、空転するように設計された取替用の サムターンに交換した方がいいと思われます。 ただし、取替用のサムターンは、交換できない機種も多くありますので確認が必要です。 また、サムターン回しがきっちりと対策されていることを、外からもわかるようにすることも、 未遂犯罪を防ぐ意味で重要です。 玄関ドアに穴を開けられるだけでも、金銭的な被害は大きいものです。 やはり、様々な手口に対して有効な対策は、侵入者に不正な解錠に対して、 時間と手間がかかると、外からでもわからせることが有効だと思います。 そのためには、少なくとも1つ以上の補助錠を取付けて、ワンドア・ツーロック以上にすることが基本です。