TOP>鍵屋の用語集
・ピッキング
・カム送り解錠(バイパス解錠)
・サムターン回し
・開錠・解錠・破錠
純正キーや合鍵を使って開ける行為が「開錠」です。 ピッキングなどの不正行為で錠を解く行為を「解錠」です。 ドリルやその他の工具で錠を破壊して開ける行為を、「破錠」と使い分けています。
・鍵違い数
ディスクタンブラーやピンタンブラーの種類や数などの組み合わせによってできる、 キーの組み合わせ数です。鍵違い数が多いのと耐ピッキング性能とは必ずしも一致しません。 熟練者はピッキングの際に、ピンやディスクタンブラーを個々に決めて、 いわば鍵の高さを決めるので、何兆通り組み合わせがあっても、あまり関係ないのです。
・CP−C認定制度
財団法人 全国防犯協会連合会が平成12年7月から始めた、
耐ピッキング性能を評価する制度のことです。
シリンダー(カギ穴周辺の円筒部分)だけを対象に耐ピッキング性能だけを評価する、
制度であって、耐破壊性能には及ばないのです。
「CP−C」はCrime Prevention−Cylinder:
防犯シリンダーの頭文字です。
・ディスクシリンダー
キーを差し込む事によって、内筒と外筒にまたがったディスク (金属板製、ディスクタンブラーともいいます)を、内筒内に引っ込め、 キーを回すことができる構造を持ったシリンダーです。 構造自体に空間が多くて、耐久性には優れていますが、破壊には弱いです。 主に、クルマのカギに多く使われていて、これほど玄関に多く使われているのは 日本くらいです。
・ピンシリンダー
内筒、外筒を上ピン及び下ピンによって制御し、 キーを挿入することによって上ピンを外筒に引っ込めてキーを回す ことができる構造を持ったシリンダーです。 構造体自体が金属の塊であるので破錠にも非常に頑丈だと言われています。
・ディンプルキー
最近のピンシリンダー用のキーとして用いられているものです。 キーにギザギザが無く、エクボのような穴が掘られたようなキーになります。 一般的に防犯性が高いカギに採用されています。